
長谷健次は横浜へ帰る途中、良子という女の子を助けた。横浜では税関技師の長谷省造が押収麻薬を持ち逃げした事件で騒いでいた。かもめタクシーの高田社長は健次の帰りを待っていた。父のいた税関で、健次は勝又技師から事件の模様をきき、バー「ルビー」のマダム・ミサ子に身柄を預けられた。ミサ子の紹介で高田に会った健次は、翌日からかもめタクシーのモータープールで働くことになった。ロクという生意気なチンピラがいた。良子は高田の娘だったが、父には反抗していた。湖畔にドライブした健次と良子は意気投合したが、高田は叱った。「ルビー」にミサ子と高田の関係をさぐった健次は、ロクの行動に不審を抱いた。翌日ロクの係である六七号車の運転手安さんを気絶させた健次は、その車で流しに出た。無線からは教会前の白服の男の所に行くよう連絡して来た。男は車に乗ると白い紙包みをとり出したが、健次は何者...